「絵と美と画と術」公開授業のお知らせ



現在開催中のTRANS ARTS TOKYO会場にて、池田光宏さん、笠原出さんをゲストに招き「絵と美と画と術」の公開授業が行われます。
同会場では、「絵と美と画と術」受講生や講師の公開制作や展示も行われています。公開授業は参加無料ですのでお気軽にお越しください。


日 程: 2012年11月9日(金)/16日(金)
時 間: 18:00〜21:00
会 場: TRANS ARTS TOKYO会場12階(旧東京電機大学校舎11号館)地図
     東京都千代田区神田錦町2-2
料 金: 無料(ただしTRANS ARTS TOKYO入場パスポート料として500円かかります。)


テーマ:「じぶんでつくれること」
アーティスト・ランのプロジェクトや制作環境について2部構成で話をしてみようかと思います。

11/9(池田光宏)
第1部はスウェーデンのアーティスト・イン・レジデンスの事例、
ゲリラから始めた自身のビデオ・プロジェクション・プロジェクト、
横浜の住宅街で行ったAOBA+ARTなど。

11/16(笠原出 池田光宏)映像資料提供:石原康臣(美術家)
第2部はスタジオ食堂や現在の制作環境について話をしつつ、
調子が良ければアートカレー部の話とか…。


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Mitsuhiro Ikeda + Mizue Ogiso : Catty Chair / 2011

池田光宏

1969年横浜生まれ。日本大学芸術学部卒業、東京藝術大学大学院修了。08年文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてスウェーデンに滞在。建物の窓や門扉、天井など、空間を分ける境界にユニークな仕掛けを施すインスタレーションを中心に作品を制作。最近の主な展覧会に’08年「赤坂アート・フラワー08」(東京)、’09年ヨーテボリ・ビエンナーレ・サテライト(スウェーデン)’11年「黄金町バザール」(横浜)、’12年「六本木アートナイト2012」(東京)など。またワークショップ、コミッションワークでは小木曽瑞枝とのユニットとしても活動。

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Izuru Kasahara “Fluffy Limbo/Water lilies -Circle” oil paint on cotton mounted panel 910×910mm 2012

笠原 出

1969年静岡県生まれ。東京藝術大学美術研究科漆芸専攻修了。人間の一過性の感情表出の一つである「笑い」。その「笑い」における複雑な層を切り口に様々なメディアを通じて問いかける作品を展開している。 94年、アーティスト共同体「スタジオ食堂」設立に中山ダイスケ、中村哲也、須田悦弘、藤原隆洋ともに参加。 展覧会、オープン・スタジオなどアーティスト主導のオルタナティブ・スペースの先駆的活動を展開する。(00年に解散)
近年は横浜を拠点とし、心理学的なフィールドからだけでなく、神話などを通じ、民俗学的視点におけるアニミスティックな「笑い」と「場」の関係をテーマに、ペインティングを中心に作品を発表している。https://www.facebook.com/izrkshr