美学校|造形基礎Ⅰ - 講師インタビュー1/5

造形基礎Ⅰ  鍋田 庸男

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造形基礎Ⅰ / 講師:鍋田庸男

インタビュアー:皆藤将 2008.11.28 麻布十番画廊にて

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━━━ 鍋田先生の造形基礎のクラスについてお伺いしていきたいと思います。造形基礎のクラスではどのようなことを学んでいくのでしょうか?

自分自身がアカデミックな石膏デッサンから始めて、いろんなことを悩みながら今の作品にたどり着いてる。

我々が勉強することは、デッサンだけではなくて色んな社会的なことであったり、人との付き合いであったり、映画の話であったり、音楽の話であったり、昔池で溺れかけて怖い目に遭ったとか(笑)、そういうことであったりする。

そういうことを含めてもの作りに関係してくることだと思うし。そういうものを一つのアプローチとして、例えば絵を勉強するイコールデッサンを勉強するっていうのも一つのアプローチだと思うし、それ以外に色んな課題を出しながら、小さい頃の話から社会的な問題までの関心を含めて、それが作品にどういう風に現れてくるのか。それはうまいヘタではなくて、その人の持っているものが素直にどっと現れる。

もっと言うと、紙の上に絵を描いたり、キャンバスの上に油彩で描いたり、そういう方法だけではない。音楽があってもいいし、文学でもいいし、パソコンの仕事かもしれないし。それぞれの武器はそれぞれが作り出せばいい。

造形基礎っていうのは、造形って言葉に引っかかるんですけど「形」を「造る」「基」なんです。でその形というものには色んなものがあって、今言ったみたいにキャンバスの上だけではない何か、色んなメディアや媒体がある。基礎というのはABCDではなくて形を造る「基」であって、それをもう一回掘り起こし、考え直し、思い出し、色んな行為として経験していくことを造形基礎と言ってみたんです。

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