特別講座「美術思考+Writing工房」|美学校

特別講座「美術思考+Writing工房」 講師:石川翠


「美術思考+Writing工房」−。それは日本近・現代美術を既存の枠組みの外にでて、論理と弁証法によりイチから考え直したい方、また書くことにより一層深く関わろうとする方のための講座です。批評眼を持つ善男善女、将来的な批評家の養成を目的としています。

開催日: 毎週月曜日(2012年2月13日より6回連続)
時 間: 19:00〜21:30/50分の短い講義→30分の質疑応答→10分休憩→60分の討議
参加費: A - 1回1200円 講義・質疑応答・討議
     B - 1回4000円 講義・質疑応答・討議・Writing演習(評論文創作実習・アドヴァイス・
     合評・評論集刊行)より詳しくは石川翠のブログをご覧ください。
場 所: 美学校 / 東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
申込み: 美学校事務局までメールか電話でお申し込みください。
     03-3262-2529(受付時間:13:00~18:00)
     bigakko#tokyo.email.ne.jp (# を @ に置き換えてください)
問合せ: 石川翠 midoli2009@yahoo.co.jp/090−2410−1870


◆第1夜・2.13「日本美術批評の布置A-敗戦後美術という眼射し」

  • フクシマ破局後、いまこそ〈戦後美術というドグマ〉を再考したい。
  • 日本敗戦後美術はどこにいるのか、どこに向かうのか?


◆第2夜・2.20「日本美術批評の布置B-太郎と隆の世界戦略」

  • とにかく欧米的世界に認められたいっ。だが、それが全てなのか?


◆第3夜・2.27「日本美術批評の布置C-修造と淳の美術詩想」

  • 意図的な曲解と隠蔽。〈失われた日本美術批評の可能性〉について語ろう。御三家らにより〈改竄〉されてきた二人の詩人批評家の真価。

◆第4夜・3.05「日本美術批評の布置D-書の〈場所〉:井上有一というプリズム」

  • 書を鎖に繋いだのはだれか?〈わたしたちのエリアからのみ生まれ出る美の前衛〉が、国内で敬遠されるという〈倒錯〉の話をしよう。


◆第5夜・3.12「日本美術批評の布置E-原爆=原発上のアリア 丸木位里・俊と手塚治虫のアルス・アトミカ」

  • ヒロシマ=ナガサキ被爆から66年、今度は自らバラまいちゃった我らがお国。薄氷の上にのった、お寒い美のはなしをしよう。


◆第6夜:3.19「美術(芸術)批評の布置-モダニズムと三つの時間:木村敏の〈時間と芸術〉観」

  • 精神医学者・木村敏、また安部公房の知見を元に、美術現象を停滞するもの、先に進もうと するもの、聖性と融合しようとするものに三分する、新しい美術誌の提唱。



講師紹介:石川翠(いしかわみどり)/1960年茨城県生まれ。芸術評論家。aica(国際美術評論家連盟)会員。美学校講師。季刊生活アートマガジン「緑色*芸術」編集発行人