倉重ゼミ/映像表現の可能性

倉重ゼミ/映像表現の可能性 倉重迅

講座内容

この講座は、作品のquality(質)quantity(量)を重要課題として念頭におきながら、「制作プロセス」, そして「展示するということ」を重視して進めていきます。必要に応じて、技術指導したり、ヒストリーを紐解いたりすることもありますが、基本的には「制作」と「講義」という流れの繰り返しが授業内容となります。

また、私自身が映像というメディアを主に扱う作家ですので、この教程では「現代美術においての映像」について掘り下げていきたいと思います。理論、技術、実践をとおして、実際に映像制作をすることにより、映像の魅力や可能性を感じることが出来るはずです。

とはいえ、現代美術において表現方法は様々あり、私も映像だけに拘らず、絵画、彫刻、インスタレーションなど、様々なメディアを使って制作しています。本教程では、年に数本の映像制作を行いながら、同時に生徒各自の希望する表現を優先した制作発表も実践していきます。「制作」におけるプロセスやコンセプトは、表現形式の違いによってそれほど変わるものでないということが、実体験として理解できるのではないかと期待しています。

この教程のもうひとつの特徴は、従来の「教わる」「教える」という一方通行関係とは違う、新しいかたちのコミュニティとして機能させていきたいという点です。目指しているのは、現代美術という正解のない世界での中で、講師も生徒もともに試行錯誤しながら、理論と実践においてのレベルアップをしていくこと。

人に作品を見せる、人の作品について考える、という行為を続けることは、自己表現としての術をひとりよがりなものにしないためのトレーニングとなりうるでしょう。そして、そうしたコミュニケーションが可能であれば、このコミュニティは一過性のものでなく、その後の各々の活動にも役立てていけるような有意義な関係を生むだろうと考えています。

この教程は、現代美術は難解だなどと決めつけることをせず、多角的にアートを捉えていくことも目的としていますので、そのためのユニークなゲスト講師なども予定しています。経験者はもとより、初心者の方もぜひご参加ください。

倉重迅
 

講師プロフィール

倉重迅 アーティスト
1975年神奈川県生まれ
フランス国立高等芸術大学マルセイユ(ボ・ザール)D.N.S.E.P課程修了
シドニービエンナーレ、笑い展(森美術館)、one fine day(サムソン美術館、韓国)など、国内外の展覧会に参加。近年は、CMやPV、TVなど、アートとは異なる環境の中で映像制作にも携わっている。

阿部謙一 編集者
1969年仙台生まれ
千葉大学文学部行動科学科卒業
出版社勤務後、2006年からフリー。
作品集や美術評論、展覧会カタログなどの編集・執筆を中心に活動。
共編著に「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないか」がある。

 

講座情報

定員12名
月曜日 午後7:30 〜9:30
教程維持費:20,000 円

イベント情報

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ウェブサイト

オフィッシャルサイトなし

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