銅版画A工房 上原修一

銅版画A工房 上原修一

 

銅版画という方法を使った「絵」を制作します。

銅版画の特徴として、ひとつは凹版画であることあげられます。もうひとつは、ほかの版種と同様に「版」を用いた間接表現であることです。

約1ミリの厚さを持った銅の板の表面に、何らかの技法で点や線を刻みつけます。
制作者のイメージや意図に基づいて点や線が刻みつけられた瞬間に、銅の板は「版」に変わる。その、点や線(凹部)に銅版画用インクを詰め、紙に絵柄を刷り取ります。

大切なのは、いかに美しい版を作るかではなく、その版を通して刷り上げられたもの(つまりは作品ですが)が「表現」になっているかどうかということです。

直接描いたのでは決して得られない点や線、あるいはマチエールを生み出す力を銅版画は持っています。
あくまでも基本的な銅版画の技法に拘りながら、さらにその可能性について考えていきます。

授業の前半期では、ドライポイント、エッチング、アクワチントといった銅版画の基本技法と、インクの詰め、拭き、修正、プレス機の取り扱いなど、刷りの基本技術とを学びます。なるべく早い時期に、工房での自習が出来るスタンスを確立します。

後半期は、ディープ・エッチング、ソフトグランド、写真製版、コラグラフなどの版作りの応用技法と、多色刷り、雁皮刷りなど様々な刷り方について学びます。多様な銅版画のテクニックを、体験則としてひと通り知って貰うためのプログラムを展開します。

ときどき合評会もやります。けれど、課題のようなものを求めることは一切しません。作りたい人の作りたい気持ちを最優先に実現できる、本当の意味での自由な工房を目指しています。

受講生同士はもちろん、受講生と講師も、忌憚なくお互いを評価、批評し合える関係でありたいと思います。

確信的なものでも、あるいは全く漠然としたものでも構いませんが、銅版画に対する憧れを持った人の受講を望みます。ここは一度嵌まったらとにかくなかなかに深い場所です。

 上原修一
 

テーブルの下の私の荷物テーブルの下の私の荷物
エッチング、アクワチント、
ディープ・エッチング、ソフトグランド、
コラグラフ725mm×593mmed.2,a.p.なし 
17版2色刷り 雁皮漉き合わせ紙

 

 

 

講座情報

定員 12 名
木曜日:午後1時~午後5時

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オフィッシャルサイトなし

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